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理事長所信

宮腰 敬慶

はじめに

正に「混沌」という言葉がふさわしい時代、この地域だけでなく日本全体が 不安に直面し、低迷に陥っています。この先が見えない状況で前進していくこ とは、とても勇気が要ることです。しかし、失敗を恐れずに前進していかなけ れば時代を切り開いていくことは出来ないでしょう。今改めて、明るい豊かな 社会を創造することが私たちの責任であると自覚し、まずは一歩を踏み出しましょう。この曇りがかった時代の先には未知の可能性が秘められているのですから。

まちづくりのために

能代青年会議所はこれまでも、まちづくり、ひとづくりを唱え様々な事業を展開してきました。今まで行なってきた事業は少なからず地域住民にも認知されています。これは青年会議所が地域の現状を把握し、この地域に必要な事は何か分析し、継続的に変えていこうと行動している結果です。
昨年から実施している地域活性化グループの設立、並びに事業への協力は一部の地域でしか行っておりません。これを拡大し、より多くの地域住民からご賛同して頂けるようにしなければならないと考えます。地域住民に「自分たちのまちは自分たちでつくる」という気持ちを持ってもらい、それを実行していく。そして、その為のブランドとして「白神かかし」の展開を継続的なものとし、窓口を広げ参加して頂く事で地域が少しずつ変わることを住民の皆様にも体感して頂きたいのです。これからも私たちは単年度制ではありますが活動の方向性を明確にし、より効果的且つ継続的な事業を展開しなければなりません。自己満足的な達成感を得るような事業ではなく、地域住民と一つになって参画できる事業を確立していかなければ、まちづくりを行う団体としての意味さえ希薄なものとなってしまいます。そうならない為にも、私たちだけではなく地域住民の方々と手を携えながら、まちづくり意識を共有することが大切だと考えています。結果はすぐに出てきませんが、諦めず続ける勇気を持ち続けましょう。そうする事により相互の間にも絆が芽生え、共に更なるまちづくりへと向える関係に発展するものと確信しています。

参加することの意義

この厳しい社会環境の中、私達は、「家庭」、「会社」、「JC」といったそれぞれのコミュニティに身を置いていますが、どれ一つとして疎かにしてはいけないものです。私たちは家庭や会社の環境が充実していなければ、青年会議所活動を続けていくことは出来ませんし、この地域の未来を考えることさえ見失ってしまいます。時間は有限なもので、過ぎていく時間は取り戻せません。時間の有効的な使い方を今以上に考えるべきです。「若い時の苦労は買ってでもしろ」とよく言われますが、この苦労は「経験」という意味だと私は考えています。色々な経験はいずれ自分の「自信」になり、その「自信」は余裕となります。そして、「余裕」は思いやりを持てる人間へと変えてくれるはずです。来年度能代青年会議所は60周年を迎えます。その直前年度はメンバー同士これからのまちづくり考え、今まで行なってきた事業を再確認できる年なのです。今一度心を一つに結束し、「余裕」という意識の高揚を持って60周年に向かいましょう。

会員の減少問題

私たちは20歳から40歳という決められた時間制限の中に置かれています。時間はすぐに過ぎていき、志を一つにしてきた仲間が今年も卒業していきます。今年度は6名の卒業生が控えておりますが、これから4年間で20名以上の卒業が見込まれています。このまま入会者がいなければ能代青年会議所の存在すら危ぶまれます。今までの会員拡大の方法では会員減少に歯止めがきかず、弱体化していくばかりです。そしてそれは他団体に協力している事業にも影響し、負の連鎖に繋がっていくでしょう。明るい豊かな時代を目指している私達にとって行動力の低下は事業の縮小、メンバーの意識を低下させてしまいます。今一度会員拡大について話し合い、色々な仕組みでアプローチしていかなければならない時期に来ているのです。そして、他人任せの会員拡大ではなく、一人ひとりがその責任を自覚し、行動していかなければこの先の能代青年会議所の未来はないのです。

おわりに

先ずは自ら一歩踏み出し、夢を語り、議論し、汗を流し、励まし合い熱い友を築き上げていきましょう。その友情を持ってすればどんなに険しい難問も突破できるはずです。その時「友情」は「絆」へと深みを増し一生忘れられないものとなるでしょう。
私たちは夢を持ち続け声に出し行動し、実現していく青年団体だという事を宣言し、私の所信と致します。