第61代 理事長所信

梅田 佳洋

~ちょっと無理して考えてみよう~
きっと何かがひらめくはず
~ちょっと無理して出かけてみよう~
きっと大事な友ができるはず
~ちょっと無理してやってみよう~
きっと新しい自分がみつけられるはず
まずはできることから始めてみよう

はじめに

 2011年3月11日14時46分、太平洋三陸沖を震源とする大地震が発生しました。この大地震は東日本を中心に甚大な被害をもたらし、多くの尊い命が奪われ、行方不明者が数千名を超える大災害となりました。
能代山本地域は直接的に被害を受けることがなかったものの、地域経済は以前にも増して疲弊し、我々もJC運動に向けられる時間と余裕が無い状況にあり、様々な出来事に一喜一憂しながら日々過ごしています。
しかし、このような状況であるからこそ、我々は同じ東北に住んでいる人間として、またひとりの人間として、他人を思いやり助け合う利他の精神をもって、今後も復興支援に取り組み、この混沌とした社会情勢を打破するべく、これまで以上に地域に根ざした運動を展開していく必要があります。
 また、昨年は創立60周年という節目の年を迎え、本年は新たにスタートする1年となります。創立以来、先輩の皆様が受け継いできた「想いの連鎖」を断ち切ることなく歩んでいくことこそが我々の使命です。

地域の宝の発信と育成

この素晴らしいまちの魅力をあなたは感じることがありますか。この数々の魅力を長年この地域に住むことにより、当たり前と感じてしまっているのではないでしょうか。
 私たちの住むこの能代山本地域にはたくさんの貴重な宝があります。
能代山本地域には海(日本海)、山(白神山地)、川(米代川)といった見渡す限りに豊かな自然があります。その一つひとつが春夏秋冬と四季折々に表情を変え、古くから伝わる数々の伝統文化が共存し、住んでいる私たちに日々潤いを与えてくれています。
また、官民一体となって取り組んできたバスケットボールを始めとするスポーツ振興など、その全てはこの地域のかけがえの無い宝として未来を担う子ども達に引き継いでいかなければなりません。
地域に住む子どもは「地域の宝」であるという認識を強く持ち、地域の未来を担っていく子ども達にとって、自ら経験し、その中で様々な壁にぶつかりながら、自ら判断し行動するといった自立心を育んでいくことが必要であると思います。
私たちは地域社会の健全かつ持続的な発展のために、地域の宝を活用した郷土愛を育む醸成運動を展開し、更には未来を担う子ども達に地域の宝の素晴らしさや尊さを認識していただけるような次世代育成事業を展開します。
私は多くの仲間と共に、このまちの将来について熱く語らい、行動しようとする情熱と地域の誇る宝を融合させ、地域の未来が明るく希望に満ちあふれるようJC運動に邁進して参ります。

一般社団法人格の取得に向けて

公益法人制度が改正されてから5年目になります。社団法人能代青年会議所としても、基本的には公益的事業を行ってきておりますが、この度の公益法人制度改革の中身は我々青年団体の公益性とは多少相違した主旨があるのではないかと感じています。我々能代青年会議所は2009年度一般社団法人として存続するとの結論を出し、これまで会議所内において定款及び会計を整備して参りました。
2012年度、社団法人能代青年会議所は一度解散するという形式をとり、新たに一般社団法人能代青年会議所としてスタートする一年となります。
私たちの行っている各種事業は、新制度において公益か否かを判断されることではなく、我々の住むまちの歴史、そして財産を守り育むことが目的なのだと強く感じています。本年を契機に愛する郷土の為、より一層各種事業に取り組んで参ります。

第42回秋田ブロック会員大会主管に向けて

2012年度は、能代青年会議所主管による第42回秋田ブロック会員大会が10年ぶりに開催されます。
大きな事業の経験はLOMにとって意義のあることだと思います。ブロック大会主管LOMという重責を契機と捉え、能代山本地域の誇る歴史や伝統文化、食文化を発信する場とし、地域住民とJCが相互理解を深められるような大会を目指します。
また、このような大きな事業を成し遂げるために一丸となって目的に向かう情熱は、今後の組織力に大きく反映されるものであり、その経験はそれぞれに蓄積され自信へと繋がっていくはずです。
本大会を通じて会員間の「友情」を深め、地域住民との「絆」を構築できる大会を目指します。

おわりに

私の好きな言葉に「継続は力なり」という言葉があります。この言葉の意味は、小さなことでも行動し努力し続けることにより、やがて大きな経験と知識になり大業を成し遂げられるということです。
 能代青年会議所は60年に亘り、明るく豊かなまちを築くため、多くの事業を積み重ねて参りました。今まで実践してきた多くの事業はこの愛する郷土発展に大きく寄与してきたものと確信しております。
 これからも我々JCは地域の抱える諸問題に対し、真摯に向き合い不変のテーマである、明るい豊かな社会を築きあげるべく熱く行動し続けることをお誓い申し上げ所信と致します。

大事な仲間のために・・・
子ども達の笑顔のために・・・
明日の能代山本地域のために・・・
~ 能代JC一丸となって一年間走り続けます ~

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