白神かかしとは
最近、能代市内でよく見かけるこのキャラクターは何なのか、疑問に思っている方も多いと思います。これこそが2008年度から能代JC(青年会議所)で企画・提案され、2010年度まちづくり推進委員会が行ったコンテスト事業を経て誕生した能代JCの新しいイメージキャラクター、「白神かかし」です。
案山子(かかし)とはのどかな田園風景を想像させる存在であり、農作物の収穫を願い田んぼに飾られる本来の役割のほか、交通安全や地域の安全を願う存在として利用されることもある、まさにこの能代山本地域にぴったりの存在ではないでしょうか。
私たちが暮らすこの地域の魅力は、白神山地や風の松原に代表されるように都会には無い雄大な自然や、役七夕などの能代山本各地に根付いた歴史と伝統ある文化だと思います。この地域の魅力を再確認し、自然から与えられる恩恵への感謝と郷土を愛する気持ちを醸成するため、この「白神かかし」は生まれました。
そして、この「白神かかし」がいにしえより白神山地に存在し、この地域を見守り続ける精霊だったとしたら・・・。こんな風にジブリ映画のような物語がこの能代山本地域にもあったなら面白いと思いませんか。この能代山本地域が田舎らしく発展していくことの一助となれたらこれほどうれしいことはありません。
最後になりますが、この「白神かかし」は生み出されるまでに多くのJCメンバーが携わり、多くの方の想いが込められております。多くの皆様に親しんでいただけるようなキャラクターとなるよう私たちも努力を続けてまいりますので、これからよろしくお願い申し上げます。